完全栄養食KOREDE(コレデ)開発日記

グラノーラ開発日記からはや4年、美味しくて完全栄養のダイエット食品ができました

竹富島の思い出 グラノーラ開発日記 番外編

 

今日は、波照間に向かうはずが、、、

 

 

 
 
 
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 あまりにも動揺したので、写真が斜めった(*_*; 今回の旅程は信じてもらえないと思いますが、海しかない波照間なので、そこで溜まりに溜まった本を読むのと、グラノーラ開発日記の今後について、作家さん気分でカンヅメになるつもりだったんだけど、2日目にして見事に計画が破綻した(;・∀・)

 

 今日も石垣に泊まって明日に備えようか(;´∀`) とも思ったんだけど、離島の中でも近くの竹富にでも行こうかなんて、軽い気持ちで思ったんだ。

 

 竹富島星野リゾートが運営する星のやでも有名な島で、沖縄の風景と言えば竹富島の赤屋根と珊瑚の石垣がよく取り上げられる人気スポット。学生時代も観光客は多かったけど、最近は中国や韓国の人も多いという話で、観光地が進んでるんだろうなぁ。。。と、今回はあまり行く気がわかなかった。

 

 ただ、学生時代訪れたときにたまたま泊めてもらったオジイの家があまりにもよくて、また、オジイも私を気に入ってくれたのか、帰り際『帰るな!もう、ここに住んだらいい!』なんて言ってくれて、いつかまたオジイに会いに行こうなんて思ってたんだ。

 

 でも、当時一緒に行った友人が2〜3年前に訪れたとき、オジイは家にはおらず、合うことが出来なかったという話を聞いていて、あれから10年。さすがにもう。。。なんてことを思っていた。ただ、もしかしたら。。。なんて淡い期待を抱きつつ、まぁ、片道15分で行けるところだからとなんとなくチケットを買った。

 

 曇り空の中、フェリーの中ではW杯の中継が流れている。ぼんやりと眺めていたら本田がゴールを決めた。そういやワールドカップなのかと思いつつ、ゴールに湧く歓声に『あっ、これ生なんだ(;´∀`)』なんて、中継が生であり、かつリアルタイムにゴールを見れるなんて、結構ついてんじゃん。なんて、ぼんやりと思う。

 

 そして、ついたターミナル。ターミナルから集落までは徒歩15分ぐらいかかるので、基本的にはみんな予約している民宿のお迎えが来ている。私はというと、完全に日帰りのつもりなので、゚(∀) ゚ エッ?っていうみんなの目をスルーして、すたすたとキャリーケースを転がし歩いて集落に向かう。

 

 そしたら、途中の自転車屋さんに怪しまれたのか、『どこいくの?』なんて言われる。目的地を言うと、(´・ω`・)エッ?って、そんなとこに何しに行くの?みたいな感じで、行き先を聞き返される。『これ完全に怪しまれてるよね(;´∀`)』という感じがありありだったので、とりあえずえへへ、えへへと愛想笑いをぶっかまし、『あっ、そうですかそうですか(´∀`*)ウフフ』なんて、完全要注意人物感丸出しで、言われた道をたどる。

 

 が、道が全くわからない。。。竹富って景観保護のためかほとんどの家が同じ佇まいで違いが全然わからない。なまじ、昔、泊まっていたものだからと過去の記憶なんか頼りにするものだから、どんどんどんどん深みにはまっていく。もう、汗が滝のようとは、これまさに。。。集落内は道が砂地だから、キャリーケースがキャリれない(転がらない)。だから10kgの荷物を担ぐわけで、もうほんと泣きそうになってくるわけです(_ _;)

 

 臭いだした身体を感じつつ、レンタサイクルに乗ったおねえさんに、ここどこ?なんて聞いてみる。たぶんあっちじゃないかな。ということでようやく辿り着いた。

 

 
 
 
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 まぁ、そんなもんだよね。。。と、ただ、10年前におじいが作っていた小屋が完成していて時の流れを感じ、石垣の上に置かれた瓦の看板には小洒落た雰囲気の店の案内が載っている。もしかしたら、お子さんたちが後でも継いだのかな。。。なんて、少し淋しい思いを感じつつも、とりあえずまだ午前中。ひと泳ぎしてから、帰り道がてら寄ってみていなかったら帰るかな。と思い、海に向かった。

 

 曇ってこそいるものの、海は青く、気温的にもちょうどよい。ひと泳ぎしてまたオジイの家に向かった。。。